海斗は、前田日明がプロデュースする総合格闘技イベント「THE OUTSIDER」に2度出場するなど、異色の経歴を持つ。今年3月、第9代Krushウェルター級王者・松岡力に判定負けしたが、9月に7戦無敗のBigbangウェルター級王者・大輝をKOで下して再起を果たした。
宇佐美はアマチュアMMAで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてプロMMAデビュー。昨年12月には、初のキックボクシングルールでK-1 WORLD MAXのレジェンド、アルバート・クラウスに勝利。今年3月にはKNOCK OUTで杉原新也に判定勝ち、9月には同団体でジャマル・ワヒィムを1RKOで沈め、キック3戦目でISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王座を獲得した。
1R、互いにサウスポー構え。海斗はローキック。宇佐美も左ローキック、右のパンチ、さらに右ハイキックを飛ばす。海斗はパンチ連打。そこに宇佐美は右ストレートをヒット。
宇佐美の左フックがヒット。さらに右、左のパンチを繰り出す宇佐美。そして宇佐美の左フックで海斗がダウン。立ち上がった海斗に、宇佐美は右フックでダウンを奪う。海斗が立ち上がったところでラウンド終了。
2R、海斗は左ハイキック、さらに左フックで今度は宇佐美がダウンを喫する展開に。立ち上がった宇佐美に海斗が前へ出て、パンチを連打。攻防が目まぐるしく変わる中、最後は宇佐美の左が入り、なんと海斗が失神のKO負け。衝撃の結末となった。
KO勝ちとなった宇佐美は「海斗選手のパンチいいのをもらってダウンしてしまって。まだ練習で20％しか出せていない。ISKAの暫定王座を持っているんですけど、ウェルター級のタイトルに挑戦させてもらいたいです」とアピールした。
2023年12月9日（土）エディオンアリーナ大阪
K-1 ReBIRTH2
＜試合結果＞
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