【追悼 テリーファンク】なぜブッチャーはフォーク攻撃でテリーの腕から流血させるアングルを考えたのか?「ファンが選ぶ全日本プロレス名勝負ベスト10」で1位。 #プロレス #格闘技  #アントニオ猪木

【追悼 テリーファンク】なぜブッチャーはフォーク攻撃でテリーの腕から流血させるアングルを考えたのか?「ファンが選ぶ全日本プロレス名勝負ベスト10」で1位。  #プロレス #格闘技   #アントニオ猪木

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以下に2つの資料を示す。1985年1月に出版された「最新版プロレスなんでもベストテン」の「名勝負ベスト10」と、1990年3月に日本テレビの特番で放送された「ファンが選ぶ全日本プロレス名勝負ベスト10」の投票結果である。

まず前者から。10試合とも間違いなく名勝負である。その内訳は、日本プロレスが3位5位6位の3試合、全日本が2位4位8位の3試合、新日本が1位7位9位10位の4試合となっている。国際プロレスからは選ばれていないが、ここで注目したいのはそのことではない。この10試合のうち9試合まではシングルマッチであり、タッグマッチは1試合のみなのだ。

次に後者。こちらは全日本の名勝負である。10試合の多くにジャンボ鶴田がからんでいる。そして、タッグマッチは4試合。80年代前半から中盤は鶴龍コンビ全盛期であり、ミラクルパワーコンビや長州・谷津組との試合が選ばれているのは当然ともいえる。そして8位のザ・ファンクスVSハンセン&ゴディ組は、試合後に「Forever!Forever」とリング上で叫んだテリー・ファンクの1回目の引退試合として有名な試合であり、こちらも納得の選出。

そして残る1試合が、1977年12月に行われた「ザ・ファンクスVSアブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組」。90年に放送された番組なのに、10年以上前に行われたこの試合が1位として選ばれている。それほどまでにこの試合のインパクトは大きかったのだ。至高の名勝負といわれた1989年6月5日の鶴田vs天龍を抑えて1位になっているのが凄い。このようなランキングだと、普通、記憶に新しいものが上位になりそうなものだが、それすら跳ね返すほどの死闘だったということだろう。

では、なぜこの「ザ・ファンクスVSアブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組」は、それほどまでにファンの記憶に強烈に残る試合になったのだろうか。

#プロレス #格闘技  #アントニオ猪木

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